耳鳴り・難聴のご相談
Category:相談徒然2010/04/19
58歳 男性 168cm 69キロ
食生活の傾向:外食多く、野菜不足。焼肉・お寿司等何でも良く頂きますとの事。胃腸が強く元気。
疾患暦:大病は無いが、昔から鼻炎・蓄膿を持っているとの事。血圧149-89、血流亢進型
主訴は、耳鳴りと右難聴との事ですが、主訴を改善するには部分だけの治療では改善しないと話す。
永らく、鼻炎蓄膿を治さずに経過してきた事もおおきな原因の一つとお話しました。
難聴には・・・・・、
外耳や中耳に原因がある「伝音難聴」と、内耳から脳までに原因がある「感音難聴」の2つのタイプがある。
伝音難聴の例は、鼓膜に穴があいている状態の慢性中耳炎、中耳に液体がたまる滲出性中耳炎など。
感音難聴には、年齢と共に聞こえが悪くなる老人性難聴などがある。伝音難聴の多くは治療によって回復できる。
感音難聴では、急性音響性難聴や突発性難聴などのように急に悪化した場合は治せるケースもあるが、
少しずつ進行する老人性難聴や先天性の難聴は治療が困難といわれる。
相談者には、体力もあり今が治さなければならない時期と体質改善策をご指導しました。
◎指導漢方:大柴胡湯・黄連併用・オナモミ・ジュウヤク配合のフジビトール
◎血流安定:松寿仙
中医薬認定漢方アドバイザー 山野雅宏