運動器症候群4700万人 骨、関節から「要介護」に
Category:メタボ&ロコモ2010/03/08
骨や関節などの障害で、要介護になったり危険性が高まったりする「ロコモティブ(運動器)症候群」の原因となる病気がある日本人が、なんと40歳以上で約4700万人に達するとの推定結果を、吉村典子東京大病院特任准教授らのグループが発表されました。
原因として頻度が多いとされる変形性膝関節症と変形性腰椎症、骨粗しょう症の有病者数を推定し、三つのいずれかを持つ人は・・・・
40歳以上男性の84%
40歳以上女性の79%
で、すべてを合併していると考えられる人も540万人に及んだ。
「予防対策の確立は今後の課題だが、適切なトレーニング、体重管理などを心掛ける」が大切です。
ロコモティブ症候群は日本整形外科学会が2007年に提唱。
寝たきり予防などの観点から、骨や関節、筋肉などの運動器を全体としてとらえ、病気の予防と治療を総合して行おうとしている。